20180716
こんにちは
古河農泊プロジェクトです。
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小学生向けイベント
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とても暑かった昨日。
畑の上では体感温度が40度を超えていたであろう午後2時過ぎのこと。
視線の先に半月ほど前に蒔いた人参の畝
「ここやっちゃいます」
やにわに腰を下ろすやいなや、指先でつまめる程度の草をつまみ始めた
2センチの高さにも満たないか細い人参の芽を覆いつくしてしまうほど
数えきれない草、草、草。
その芽と取り除くべき草を丁寧に見分けながら
一本一本引き抜いていく根気のいる作業。
10分もしないうちに大量の汗が吹き出て、大地に滴り落ちるも、
干上がった土のうえでは刹那に 吸い込まれてしまう。
わずか10メートルほどの畝だが、この灼熱の下では、
そのゴールが蜃気楼の先にある揺らめく幻影のようにさえ
見えてしまうほど根気のいる作業は、やがて大地に赤々と
実った人参を料理の食材に使いたいという若い人たちの思いを繋げる施し。
「細部にまでこだわると神が宿る」とはどこかで聞いた言葉であるが、彼の背中からじんわりとその言葉が伝わってきた。
大地に感謝し、作り手に感謝し、 「(お命を)いただきます」という思いが若い人たちに引き継がれていくことを望んでいます。
(文:おし)
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